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濃茶色と白色の平板のコントラストがきれいなI様邸のフロントヤード。
そこに眩しいばかりの緑色の芝生が、開放感を増大させてくれます。
この2色の平板は、玄関ポーチからリビング窓への通路を兼ねているんです。







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作業は重機による庭土の掘削から始まります。
芝生を張るためには、ほどよい土壌が必要ですので、
ほとんどの場合、土の入替が必要になってきます。
新築の際に、サラサラの山砂を敷いてくれているといいんですけど、
なかなかそのような現場は見かけませんね。残念です。




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土の中にはこのような配管がたくさん埋まっています。
配管周辺は、すべて手作業で掘りおこします。
簡単そうに見えて、これ、結構キツイ仕事です(汗)




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これは、施主様が自分で敷いた防草シート。

実はこれが大間違いなんですが・・・・おわかりになりますか?

ご新築と同時にハウスメーカー等に砂利敷きを依頼すると、必ずこの防草シートを使います。
しかしこれが大問題!
ホームセンターで売っている安価なシートの寿命は2年ほどしかありません。
2年毎に、砂利を全部どかして、シートを張り替える事、できませんよね?

ですので、私たち庭のプロは、このシートは使いません。





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和室の掃き出し窓と、玄関ホールからの窓。
その両方から見えるこの場所を、ひと工夫させていただきました。




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それが、こちら。
濃茶色の平板と、自然石の組合せによる坪庭風スペースです。
平板の一角には植物をあしらい、四季の変化を窓越しに楽しむ事ができます。




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リビング窓から庭に出るための縁台も製作しました。

この縁台、実は3分割になって移動できる仕様です。
お庭でバーベキューをする時などは、移動してベンチ変わりに使えるんです。
また、縁台の色塗りをする際にも、移動して作業できるので建物を汚す心配がありませんね。




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こちらが着工前の状態。
玄関前の特等席が、もったいない状態でした。




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そしてこちらが完成した状態。

すっきりとした印象の中に、植栽や芝生の緑が映えて建物を引き立ててくれます。




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どんなにモダンな建物であっても、緑色の植栽は似合います。
花が咲いたり、紅葉したり、実がなったり、香りがしたり。
そんな変化を楽しむことができるのも、お庭の魅力ですね。