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こちらのお宅、隣地境界のブロックなどが無く境界線がわかりにくい状態でした。せっかく境界工事をするなら、少しでも素敵にしちゃいましょう!ということで、ちょっとこだわりの境界塀工事が始まりました。

写真は、塀の基礎を作るための掘削作業です。
まっすぐきれいに、お隣りさんに迷惑をかけないように気を使います。






スケール
掘削する深さを測りながら堀りすすめていきます。
今回の掘削深さは50cmです。境界ブロックは通常30cmが普通なので、いつもよりかなり深めに掘っています。



RC型枠
なぜこんなに深いのでしょう・・・・

それは、塀の高さが1.5mほどあるからです。
前側と後側は約80cmの高さですが、真ん中の部分だけ1.5mの高い塀ができます。いったいどんな仕上がりになるのか、まだわかりませんね。



石貼り完成
で、これが仕上りです。
真ん中の高い塀の部分だけ、白い石貼りが施されました。
こんな狭い境界の空間に、何故こんなことを?
建物の裏だから、普段は全然見えない場所じゃないの?って思いますよね?

でも、これにはとっても大きな意味がああるんです。



ホールから
種明かしをします。

これ、玄関ホールから見た風景です。

そう、玄関を入るとまっ正面にあの1.5mの塀が見えるんです。
白を基調にした素敵な空間から見える、それに似合う素敵な外構の完成です。
そこに住む家族だけでなく、この家を訪れる全ての人を楽しませてくれる仕掛けがあったんです。
この景色を実現するために、こだわりにこだわり抜いた奥様のセンスに脱帽です。