ニームオイルによるガーデン管理とは？
薔薇と言えば、「病害虫の対策が大変そう」「育てるのが難しそう」という
ちょっとだけ敷居の高い印象を持つ人が多い植物です。
そんな薔薇をはじめとしたナチュラルガーデンの管理をする時に、
「あまり多くの農薬を使いたくない」という人が増えています。
人や、植物、環境への配慮からでしょうか？
そこで最近よく聞く言葉に ★ ニームオイル ★ というものがあります。ご存じですか？
 | ■ ニームオイルとは・・・・？ インドセンダンという樹木から採取した油分（樹液）で、１００％天然成分です。 天然成分のメリットは、 �� 人や環境、もちろん植物への安全性が高い �� 野菜やハーブなど、人が食するものへの散布も可能 �� 回数を多く使用しても安全 �� どんな種類の植物にも使用可能 などが挙げられます。 ニームオイルを使用するガーデン管理の基本は、「予防」ということです。 害虫が嫌がる臭いで忌避するという考え方ですね。 なので、強力な殺虫作用はありませんし、病気を治療することもできません。 |
あくまでも「予防」をメインとして、いつもより害虫の被害が少ないという環境を作ることが目的です。
※※※ ニームオイルへの誤解 ※※※
ニームオイルが広く普及するにつれて、間違った情報が広がっています。
「薔薇を無農薬で育てるなら、ニームを散布しとけば安心だよ」
「全ての殺虫剤や殺菌剤を止めて、ニームだけでＯＫだよ」
など、あたかもニームを万能薬のように言う人もいると聞きますが、
残念ながら、ニームには殺虫や殺菌の成分は含まれていません。
（もし、そんな成分が含まれているとしたら天然成分１００％ではないですよね）
フォーシーズンでは、天然成分を中心とした、人・植物・環境に優しい方法と、
最小限のお薬によるガーデン管理を推奨しています。
